はじめに
駄文です。
ジョリカと銘打つほどCP色が出ているか分からないうえに
俺設定が若干濃いので中身には期待しないでください。
本打ち登場まで長いです。
血があったりちょっぴり?えろい部分も有ります。
あと一応原型準拠のつもり。
プロローグ
朝
デデデ城 玉座の間
「おい、エスカルゴン!!」
デデデ大王は懐から携帯電話を取り出し、自分の一番信頼する家臣に連絡を取る。
かつてホーリーナイトメア社が開発したこの携帯電話は同社の壊滅に伴い、使い物にならなくなってしまった。
それを勿体無いと思ったエスカルゴンが同じ形のレプリカを作り上げ、とりあえず2人だけでも会話が出来るよう改良が施されたのであった。
『はいぃ?そんな大きな声で騒がなくても聞こえるでゲスよ、陛下ったらもう!』
「ワシの大事なメカホッパーをどこにしまったぞい?全然見つからん!!」
『メカホッパーって、偵察用の小型メカ?』
「確かお前の殻が割れたとき、一件落着した後に没収されたぞい!!」
『ああ、あれなら確か私の部屋のタンスに・・・・・・て、あれ?!無い、無い、どこにも無いでゲス!!』
「でゃははははは!なーんてな、実はワシがこっそり奪い返していたぞい!」
『うそぉ!?陛下いつの間に!!』
「これで人民どもの私生活を調査したくなったゆえ、しばらく借りるぞい!」
『はん!一国の王ともあろうお方が、他人のプライベートを覗き見たぁ堕ちたモンでゲスな』
「何を言うか!これはあくまで目に見えない裏の犯罪を暴くための―――」
「おろ?」
扉を開けたデデデの目の前を一瞬、黒い影が横切った。思わず後ろへ後ずさる。
『どうしたでゲスか、陛下?』
何が横切ったのだろうか。大きさは例えれば憎きフームより少し大きく、何か大きな2枚の翼が生えていた。
いや、デデデにとってそんな場合ではなかった。気がつけば―――
「ああ?!ワシの大事なメカホッパーちゃんがいない!さっきまで手に持っていたのに!!」
エスカルゴンから取り返したメカホッパーが消えていた。
先程後ずさった拍子に落としてしまったのだろうが、床には何も散らかっておらず、特に視界の妨げになるような物も存在しない。
『へへーん、ざまーみろでゲス・・・って、そんな事言ってる場合じゃないでゲス!どうしてくれるんでゲスか、私の発明品を!!』
「またお前が作れぞい!」
『馬鹿いってんじゃないよ!あれ一体作るだけでどんだけ金かかってると思ってんでゲスか!!』
「くそ~、誰ぞい、誰のしわざぞい!?」
『狂血院 エミジ』
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