第16幕

 

 

 

 

 
 
 
 
「何だ、こいつは・・・?」
 
数分後、パラガードが出くわしたのは異様な奇形のヘビーロブスター。
頭部から試験管のようなものが飛び出しているのが目に見えて分かり、不気味な印象を与える。
恐らくはコックピット部分に相当。
小耳に挟んだ事はあるが、これがヘビーロブスターでも数少ない有人機か。
 
大広間を猛然たる勢いで闊歩するメカ魔獣は、こちらの存在に気づいた途端立ち止まり、両腕のアームを同時に開く。
砲身の頭を除かせるバーナーより強烈な火炎が噴射。
それは一本の蛇のように連なり、一直線に飛来する。
 
「その程度か!!」
 
軽やかなジャンプで容易く回避。
敵の攻撃は不発に終わったものと見ていたが、それは油断でしかなかった。
 
 
「!?」
 
 
避けた筈の炎は突然、向きを変えて再びパラガードへ喰らいつかんと襲う。
今度は壁側へ横に転がり、辛うじて避けきった。
しかし、炎は三度その進路を変える。
遂には肉体を掠り、火傷を負わせた。
 
 
「どうなっている、こいつの炎は!?」
 
 
有り得ない事象を前に、片腕を押さえるパラガード。
これが管制室への連絡にあった、奇妙な炎を操るロブスター。
どのような原理かは知らないが、明らかに指向性の攻撃である事は間違いなかった。
炎の勢いが尽きると、メカ魔獣のアームより再び発射。
エネルギーを蓄えていたのか、今度は巨大な炎の塊が飛来。
同じようにパラガードの後をしつこく追いまわす。
 
「くそっ!」
 
ただ逃げ回るだけでは癪だと感じたのか、いきなりヘビーロブスターの眼前まで接近。
反撃覚悟、ギリギリまで引き付けて火炎弾をぶつけた。
耐火加工が施されているのか、あまり効果は無い。
しかし、おかしな事に着弾前の敵は微動だにせず、回避行動すら取らなかった。
それが炎の消失を確認したと同時に激しく動き回り、パラガードと十分に距離を取ってから再三の発射。
蛇状のファイアスネークが今一度牙を剥く。
 
 
 
「・・・しかし、妙だな・・・・・・」
 
 
荒れ狂う挙動の炎より逃げ惑いつつ、冷静に敵を分析。
今までの行動を見るに、炎が活動している間は、活発だった本体の動きが極端に鈍くなっている。
燃え尽きた後はこちらとの距離を計算しつつ間合いを保ち、攻撃を再開。
 
 
まさか、コックピットから炎を遠隔操作?
我々が医療技術として利用しているナノマシン技術は、その気になれば軍事兵器への転用も決して不可能ではない。
敵の技術にもそれが用いられているのだとすれば、攻撃中やけに行動が鈍重となるのも納得が行く。
ナノマシン操作はこちらが思っている以上に搭乗者への負担が強く、ヘビーロブスターの操縦まで同時に行う事が出来ないのだろう。
 
 
「炎が出ている間は隙だらけのようだな!!」
 
 
ならば、動きを止めている間に仕留めれば良い。
颯爽とヘビーロブスターに近づき、素早い切り付け。
一先ずはナノマシン火炎以外の攻撃手段を封じるべく、目玉のレンズに剣を突き刺し破壊。
敵機、遠隔操作を解いてアームを振り回し、背中を向ける。
更なる絶好のチャンス。
機体後部のバーニアを吹かし、逃走を図ろうとする敵機の背中に飛び乗った。
異変に気づき、パラガードを落とそうと体を左右に揺さぶる。
しかし、既に背中のウィングは切り落とされ、装甲も剥ぎ取られる。
続き様に左腕の付け根部分まで切断。
バランスを失ったヘビーロブスターは右寄りに傾き、壁に激突。
一旦背中から降り、十分に距離間隔を取る。
 
 
「安心しろ。痛みが伴わぬよう、一瞬で終わらせてやる」
 
 
パイロットへの、せめてもの情け。
刀身が淡い赤紫色の光に包まれ、強大なエネルギーが一点に集中。
 
「ハッ!!!!」
 
剣を振り、エネルギーは波状の斬撃となって撃ち出される。
ソードビーム。
敵も最後の悪あがきか、残された片腕で最大火力のナノマシン火炎弾を放ち、迎え撃つ。
斬撃と火炎は真っ向からぶつかり合い、すれ違った。
両断された巨大な火炎弾は2つ同時に操作する事が出来なかったらしく、特に軌道に変化を見せることなくパラガードの両脇を通り過ぎ、爆発。
斬撃は勢いを保ったままヘビーロブスターの体を貫く。
数秒後、機体は真っ二つに分断されて爆発。
試験管型のコックピットは頭部もろとも、跡形も無く吹き飛んだ。
 
 
 
 
 
 
「こちらパラガード卿。管制室へ接近中と思われるヘビーロブスターを撃破完了」
 
 
 
 
 
_____
 
 
 
 
 
 
「ふっ、我輩ともあろう者が鉄の海老などに遅れを取ろうとは・・・・・・」
 
 
 
狭い連絡通路でパルシパルと対峙するのは、異常なまでに肥大化した砲身を背中に装着したヘビーロブスター。
従って動きも鈍重であったが、繰り出される攻撃の威力は凄まじい。
装填を終えると、砲口から極太の持続性レーザービームをいきなり照射。
当たった障害物はたちどころに溶かされ、原型を留めなくなった。
パルシパルが瞬時に端へ飛び退かなければ、同じ運命を辿っていた。
 
 
「パワーは見事。だが、最強の称号を得た戦士を見くびるな!!!
 
 
対抗心を剥きだしにしつつ、刀身にエネルギーを集中。
敵も再び装填を開始。
最大出力限界まで引き上げたのか、収束する光の量が尋常ではない。
剣先をヘビーロブスターに向けると、同等の破壊力を持つ強大なエネルギーを線状に放出。
ソードビーム・レイ。
互いの光線が激しくぶつかり合い、押しつ押されつの決死の競り合いが始まった。
 
 
うおおおおおおおお・・・・・・・・・!!!
 
 
 
戦いの時間はそう長く続かない。
この勝負、先に折れたものが負け、死に導かれる。
 
 
 
 
何故、パルシパルは銀河戦士団最強の戦士などと称されるのか?
何故、オーサー卿は彼という強大なライバルが居ながらにして、戦士団のトップに長らく君臨できたのか?
 
 
一つ目は、彼の類稀なる実力が周囲にそう評価させているだけであった。
彼だけが使いこなせる必殺奥義ソードビーム・レイを最大の切り札とし、如何なる困難な状況も力ずくで切り開いてきた。
その活躍は正に一騎当千という言葉が最も相応しい。
二つ目は、戦闘技術の相対的な問題。
確かに単純なパワーでパルシパルに勝る者はいない。
だがその分、彼は計画的な立ち回りが苦手であり、賢い方とは言い難い。
一方のオーサー卿は際立って極端に強い部分こそ無いが、冷静な状況判断と最適の行動選択、そして豊富な手数で実力差をカバー。
戦法次第では誰とでも対等に渡り合う事が出来る。
オールマイティーな実力者だからこそ、銀河戦士団のリーダーとして十分に相応しかったのかも知れない。
 
 
当のパルシパルは彼の実力に嫉妬する事も無く、己の欠点を素直に認めている。
実戦において大事なのは、如何に欠点を別の技術でカバー出来るか。
しかしそれは、時と場合による。
 
 
 
くそおおおおおおおおおおッッッ!!!!
 
 
 
今現在、純粋な力と力が正面からぶつかり合う、この戦いの様に。
 
 
 
貴様などに!“最強”の!!二文字は!!!渡さんッッッ!!!!
 
 
 
 
限界まで粘り、光線の勢いを決して絶やさない。
極限の膠着状態の末、遂に変化が起きた。
ヘビーロブスターの巨大な砲身が火花を散らし、突如として光線の出力が低下。
本来の設計を遥かに超える負担を掛け過ぎた為に、とうとう崩壊したのだ。
レーザービームは忽ちソードビーム・レイの一部に取り込まれ、逆流。
 
砲身もろとも巨大な奔流に押し流され、塵一つ残さず消滅した。
 
 
「ふぅ・・・・・・・」
 
 
何処からか取り出したハンカチで汗を拭う。
 
 
 
 
 
 
 
「こちらパルシパル卿。手ごわい相手だったが、所詮我輩の敵では無かったようだ」
 
 
 
 
_______
 
 
 
 
 
「昔、器用貧乏とはよく言ったものだな!」
 
 
 
北連絡橋にてオーサーが相手取るのは、「H-9A」の純粋な血を受け継いだとでも言うべき正統系のヘビーロブスター。
見た目こそ殆ど変り映えはしないが、繰り出す火炎放射は多方向へと拡散する性能を有する。
序盤戦では不意を突かれ、軽症の火傷を負った。
有人機という事もあってか、その後も正確に狙いを付けてオーサーに執拗な攻撃を浴びせた。
 
 
「若かりし頃、これといって突出した良さを持たぬ者は何かにつけて損をすると言われた事もある!」
 
 
両腕のアームを開き、ミサイルの役割を担うミニロブスターを次々召喚。
追尾センサーが働き、こちら目掛けて突っ込んで来る。
対するオーサーは目にも止まらぬ速さで高速の斬撃を繰り出し、大量の波状のエネルギーを発生させて迎撃。
ミジンソードビーム。
全て破壊されたと分かるや否や、今度は右のアームを天井に掲げてゲル状の生命体を放出。
着弾したそれは潰れたトマトのように拡散し、不気味に蠢く。
移動爆雷「ペイントスライム改」。
見え隠れするコアを中心にゲルを纏い、体を膨らませるとボールのように転がり襲い掛かる。
 
 
「だが、全てに秀でるという事はあらゆる状況でも対応する事が出来るのと同意義!!」
 
 
体を回転させ、鋭い刃でペイントスライム改の弾力あるボディを貫通。
スパイラルソード。
忽ちスライムの体は爆発、飛沫がヘビーロブスターの顔全体に付着した。
 
『!!』
 
偶然にも飛沫は、両側の目玉全体を覆い隠してくれた。
右も左も判別できず、跳ね回って暴走するヘビーロブスター。
 
「後は、その場での冷静な判断と立ち回りだ!!」
 
鈍重な見た目と反して動きは軽快で、所構わず走り回る。
巨体が通路入口に差し掛かった時、オーサーが叫んだ。
 
 
今だ!!ゲートを思い切り閉じろ!!!
 
 
突然、ヘビーロブスターの頭上より下ろされる鉄の扉。
頭を強く打ちつけ、堪らず地に伏せる。
 
これで終わりだ!!!!
 
剣先にエネルギーを溜め、剣もオーサーも黄金色の輝きを発した。
助走をつけ、蠢く鋼鉄の海老めがけて突進。
くしざしソード・零式。
一瞬だけ光速に迫る勢いで突き抜け、身体を貫く。
 
『・・・!?』
 
敵は自分の身に起きた事を把握し切れていない。
あまりにも早すぎるスピードの為、貫かれた部分は破片一つ残らず消滅。
失われたのは、脚部とパイロットの肉体。
踏ん張りを利かせていた足の消失に伴い、ヘビーロブスターは完全にゲートの下敷きとなった。
 
 
「・・・・・・短いようで、長い戦闘だった・・・・・・」
 
剣に付着した塵を振り払い、鞘に収めた。
 
 
 
「こちらオーサー卿。敵機、完全に沈黙した」
『了解!現在、敵の総数は650まで減少!』
「大分少なくなったな。あと一息だ!!」
 
 
 
 
_____
 
 
 
 
 
数時間後、大量に蠢いていた敵のポッド群は大艦隊の撃沈を待たずして全滅。
戦艦に乗り込んだ魔獣の運命も、星の戦士によって返り討ちにされたか、船と共に爆死したかの二つに一つ。
それでも、被害は甚大だった。
大型艦、中型艦はそれぞれ2,3隻沈んだ程度で事なきを得たが、小型艦の残存数は60隻と深刻そのもの。
一部はポッドの特攻を受け、衝撃に耐えられず爆発したケースさえ在った。
 
 
「予想以上の痛手を負ってしまったな・・・・・・・・・」
「今更戻る訳にも行かない。このまま突撃するしか在るまい・・・!」
 
 
更に数分後、前方に巨大な建造物を発見。
それは正しく、彼らの宿敵が腰を据えて待ち構えている「ナイトメア要塞」であった。
覚悟を決める彼らであったが、此処でもレーダーに異常な反応が見受けられた。
 
 
「大変です!!敵影が・・・・・・」
「もう大丈夫だ。今更ポッドが来ようとデスディスクが来ようと・・・」
「ち、違います!!」
 
 
クルーが全力で否定した事に違和感を覚え、確認に向かうオーサー卿。
 
 
「・・・・・・何?」
「どういう事だ?」
「こ、これを見て下さい!!」
 
レーダーが示す反応に、再び驚愕を隠せなかった。
 
今度は敵の圧倒的群数に驚いていたのではない。
またもあのポッド群を相手取るのかと絶望した訳でもない。
彼らが驚愕した理由。
 
 
 
 
 
 
 
発見された敵影は、たったの1点だけだった。
 
 
 
 
 
 
「・・・・・・馬鹿な!!!これはどういう事だ!?」
「数は減ったが、この大艦隊を前にして一機で我々に挑むというのか!!馬鹿にしている!!!」
「デスディスクはどうした!!もっと索敵範囲を広げろ!!!」
「りょ、了解!!総数・・・・・・・・・・・・・・・!!」
 
 
レーダーは嘘をつかず、至って正常な反応を示していた。
 
 
「・・・・・・一体、どうなっている?」
「・・・まさか、敵の罠・・・・・・・・・!!?」
「いかん!!全艦隊、敵襲に備えよ!!!」
「敵は大型の飛行兵器と分析!現在こちらへ接近中!!MGBD級を通じて、モニターに映像を出します!!」
 
 
管制室の巨大な画面に早速映像が映し出される。
徐々に解像度が引き上げられ、敵影の全貌が明らかとなる。
 
 
 
 
「解像度、60%・・・・・・75%・・・・・・90%・・・100%!!・・・・・・・これは・・・・・・・・・!!!!」
 
 
 
映し出された光景を、誰一人として驚かぬ者は居なかった。
 
敵がたった一機しか遣さなかった理由に、誰もが納得した。
 
大型飛行兵器とやらの正体を目に焼きつけ、全艦隊のクルーは絶望した。
 
 
それは“破壊者”の具現化。
抵抗する為の決死の攻撃を悉く嘲笑う、宇宙最強の装甲。
致命傷を負い、二度と蘇る事は無いだろうと思っていた悪夢の円盤。
デスディスクを凌駕する、最悪の質量兵器の一つ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「・・・・・・デスタライヤー・・・・・・・・・・・・!!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Rインフェルノ級に匹敵する、圧倒的体躯。
最強の駆逐艦の名を呟き、腰を抜かすクルー。
 
 
 
 
 
間髪入れず、オーサー卿が叫んだ。
 
 
 
 
 
 
惑星破壊光線砲!!撃てェッッッ!!!!
 
 
 
 
 
 
敵は接近を止め、微動だにしない。
今のうちに有らん限りの力を叩き込めば、勝機は望める。
デスタライヤーの撃沈を願い、全ての惑星破壊砲が暴力的量の光線を叩き込んだ。
 
 
 
 
奔流に呑まれ、敵の姿は見えなくなった。
 
 
 
 
 
「やったか!!!」
 
 
 
 
 
思わず歓喜の声を挙げそうになる一同。
 
しかし、冷静にレーダーを見つめるクルーが発した言葉を最後に、彼らから笑顔が消えた。
 
 
 
 
 
 
 
「・・・・・・・・・デスタライヤー、沈黙せず・・・・・・表面の損傷率・・・・・・0.001%・・・!!!!
 
 
 
 
 
 
 
今も直、光沢を放ち傷一つ付かぬ最高の金属。
本の些細な工夫が円盤を、惑星破壊砲を寄せ付けない宇宙最強の飛行兵器へと変貌させた。
 
 
 
「円盤中央より謎のユニット出現!!」
 
 
 
絶対的防御力を誇る円盤の、中央下部より現われた謎の射出機構。
そして水色に怪しく光る、船体側面。
 
 
 
「強大なエネルギー反応を感知!!一つは側面、一つは射出機構!!!」
「全防衛艦、直ちにシールドを展開せよ!!!全艦隊、攻撃の手を緩めるな――――――」
 
 
 
 
指示を言い渡した時には、もう遅かった。
 
 
 
「うおぉっ!?!」
 
 
 
艦内が衝撃で揺れ、床に倒れるクルーたち。
デスタライヤーの側面より放たれた極太のレーザー。
瞬時に直線状の障害物を飲み込み、塵に変えた。
その総数。
 
 
 
 
 
 
「・・・こ、小型艦・・・全滅・・・・・・!!戦艦総数・・・・・・・・・50隻・・・・・・!!!」
 
 
 
 
 
 
 
総員の顔が青ざめる。
追い討ちを掛けるように、先程の射出機構より夥しい量の光弾が発射された。
前衛の展開したシールドに降り注ぎ、爆発と火花を散らせる。
 
 
 
「て、敵の弾幕は圧倒的です!!シールドも何処まで持つか・・・!!」
「何という・・・事だ・・・・・・!!!」
 
 
 
今回の作戦目的は、敵艦隊との接触及び戦闘を避けた上で中枢を破壊する事。
その遂行は、眼前の駆逐艦によって阻まれた。
側面、射出機構からの砲撃はオールレンジ、極太レーザーに至っては射程距離が果てしなく遠い。
恐らく、要塞の地表付近まで逃げ遂せても狙い撃ちにされる。
 
 
 
 
「オーサー卿!!敵の性能は我々の予想を遥かに超えている、直ちに最善の選択を!!!」
 
 
舵を取るパルシパル卿は何時でも撤退できるようスタンバイしている。
 
 
 
 
 
「・・・・・・・・・・・・・・!!!」
 
 
 
 
 
 
全ての抵抗を嘲笑う悪夢の兵器。
地獄の宴が、始まる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<<前へ  リストに戻る  次へ>>
 
 
 
 
____________________
 
あまり当てにならない補足
 
 
海洋魔獣セイウチデス、ナンモアイト、オクターケン
・・・本家でメタナイト卿の回想などに出ていた、モブ同然の脇役ども。
  オクターケンに至っては外見的にタコかどうかも怪しい。
 
  此処での設定は殆どオリジナル。
  セイウチデスらは本来水中戦に秀でた魔獣だが、品種改良で地上戦も可能となった。
  名前は勝手につけた。そこ、ネーミングセンス酷いとか言うな。
 
 
火炎魔獣チリドッグ
・・・メタナイト卿因縁の魔獣その1。
  地獄の炎から生まれた癖にスプリンクラーの水で痛がるってどういう事よ(本家参照)