ラクシーア 【らくしいあ:人名】 new!
十三魔獣騎士が一人、ボクシィの仮の姿。
宇宙で知らない者はいない大ベテラン女優として活動しているのだが、性格は普段と全く変わらず高飛車。
基本的に官能映画への出演を好む傾向があるものの、気まぐれで身に合わないような仕事も引き受けたりもする。
そういった意外性も含め、各界からの評価は非常に高い。
万が一ナイトメア側の内通者に密告される事を恐れ、下積み時代は数々の偽名を使っていたが
この名前で大スターにのし上がってからは相当気に入ったらしく、以後ラクシーアとしてもう一つの我が道まっしぐら。
当分変える気は無いらしい。
『ラディカル・セデュース』 【らでぃかる・せでゅうす(訳:過激な誘惑):洋画】 new!
故ロスト・パラダイス監督の処女作にして、大女優ラクシーアの初出演作。
18倫(現在のR-18指定に相当)。
主人公は妻と子供に尽くす、献身的で平凡な男。
だがある日、魅惑的な女性と出会った事をきっかけに人生の歯車が狂い始めていく。
女性との浮気、妻の憎悪に満ちた嫉妬、世間の冷めた視線。
居場所を追われていくうち、二人の逃避行は衝撃の結末を遂げる・・・
劇中にて、主人公の浮気相手の女性役を演じたラクシーア。
彼女の演技力はこの頃から高い完成度を誇り、処女作でありながら本作の評価を飛躍的に高めた一因とも言われる。
特に、物語のクライマックスで本性を現すシーンはあまりに迫真かつ、後のラクシーアの腹黒い一面にも通じるリアルな演技の為
今もファンの間で語り草となっている。
『背徳と情欲の監獄 プリミティブ・プリズン』 【はいとく・と・じょうよく・の・かんごく・ぷりみてぃぶ・ぷりずん:洋画】 new!
バインド・マニアッカー監督の第15作目となる映画。ラクシーアは本人たっての希望で本人役として登場。
15の数字に引っ掛け、完成した脚本をR-15指定の内容に書き換えた事で有名。
「彼の作品は回数を重ねるごとに大人向けへ近づいている」と囁かれていたが、本作で現実のものになろうとは誰が思ったか。
女監獄長のプリズナー・ペイネスには、表社会で秘密にしている趣味があった。
それは、美しいルックスの女囚人を兎角甚振る事。
元より職権を乱用し、囚人を痛めつける事に快楽を覚えていたが、ある日彼女よりも「女王様」気取りな女優の存在を耳にする。
対抗心を燃やすプリズナーは極秘裏に女優を捕らえ、妬みから壮絶な拷問にかける。
しかし、その女は彼女に決して劣らぬ生粋のサディストだった。
更には同じ趣向の女囚人達にも呼びかけ、プリズナーへの逆襲を計画。
かくして宇宙一の巨大監獄を舞台に、「女王様」対「サディスト達」の戦争が始まるのであった・・・
この作品はマニアッカーが兼ねてより待ち望んでいた、「史上最凶のS同士の戦い」を存分に描き切ったものとして知られているが
同時にプリズナー・ペイネスという女と、プリミティブ・プリズンという監獄の実態を暴いた
本人(プリズナー)公認ノンフィクション映画と言った方が伝わりやすいかもしれない。