プラチナインフェルノ級 【ぷらちな・いんふぇるの・きゅう:宇宙戦艦】
銀河戦士団の誇る、宇宙で最大級の宇宙戦艦。
Pインフェルノとも呼ばれる。
スペースレコードにも登録された超巨大サイズと、いかな攻撃も寄せ付けぬ鉄壁の防御力が売り。
しかし、船体に満遍なく装備させる兵器の数が不足。
他の戦艦建造の進行にも悪影響を与えたことから、一隻のみの開発に留まった。
プラチナだけあって外装は非常に豪華。
内部には居住空間も設けられており、事実上銀河戦士団の本部基地となっている。
大戦後期、本気を出したナイトメア軍の奇襲を受け、戦闘・非戦闘員は全滅。
残された全ての戦士達は、その居場所を追われた。
当初は敵勢力の主要戦艦をそのまま強奪しようとしたナイトメアの作戦によるものだが
メンテナンス等に手間が掛かるという理由により放置。
今もPインフェルノ級は、宇宙空間を宛ても無く彷徨う。
ちなみに、このPインフェルノ級以外にもあらゆる用途の戦艦を多数保持していたのだが
戦争が激しくなるにつれ、次々と爆沈。
目立った外傷も無く残存しているのはこのPインフェルノ級だけである。
名前の元ネタは、STGゲーム「R-TYPE」に登場する戦艦型のボス「グリーンインフェルノ」から。
戦艦いいよ戦艦
デリバリーシステム 【でりばりい・しすてむ:テクノロジー】
ナイトメアが開発した転送装置、あるいは顧客が魔獣を受け取るシステムの名称。
「最速の」物質伝送が可能で、例え900光年離れたナイトメア本社→デデデ城であっても
20秒程で転送が完了する。オーバーテクノロジーもいいとこだ。
機械の設置だけでウン千億もかかるらしいが、デデデだけは相当な無理を言って100分の1まで負けさせた。
簡単にハッキングされるあたり、セキュリティはかなり脆弱の様子。
魔獣ポッド 【ま・じゅう・ぽっど:メカ】
ナイトメア軍が敵艦隊を相手取る場合に用いる。
小型探査船を改造したもので、ポッド一つにつき一体の魔獣が封入されている。
この時はコールドスリープ処理で冷凍保存されているため(ヘビーロブスターは例外)、飢え死にする心配は無い。
惑星破壊光線砲 【わくせい・はかい・こうせん・ほう:兵器】
読んで字の如し。
非質量兵器では最強の攻撃力を有し、フルチャージで大気圏から照射すれば
惑星の核まで届きかねない事から、この名が付けられた。
通称「PDカノン」、「惑星破壊砲」。
熱線系の光学兵器とはいささか体系が異なっており、高熱によって物質を溶かすのではなく
莫大な量の粒子をぶつけてバラバラに分解する事でダメージを与える。
そのため、ゴルドライト装甲に特殊コーティングを施されたデスタライヤー相手には全く・・・という訳ではないが
ほんの僅かな傷が付くのみである。
以降、惑星破壊砲は宇宙規模で急速に廃れていき、小型のものでは
帝国軍特殊部隊配属の戦闘マシン「HR-C」が一基所持するだけとなった。
ちなみにHR-Cの惑星破壊砲の場合は、ヘビーロブスター「H-9☆」に搭載されていた
「ハイパードライブシステム」が応用されており、H-9☆同様に高威力の光弾を連射することも可能。
対魔獣用機動兵器「ジェノス」 【たい・まじゅう・よう・きどう・へいき・じぇのす:ロボット】 new!
魔獣ハンター協会が「第二次銀河大戦」を想定して開発中の、無人戦術兵器。
対魔獣だけあって、さまざまな魔獣との戦闘を想定した武装、システムの徹底がなされている。
ジェノスは2つの変形機構を有する。
・キャタピラモード
戦車形態。
普通の戦車と趣が異なる外見だが、ゴルドライトを70%練りこんだ合金ボディは高い強度を誇る。
設置型の対人兵器をものともしないどころか逆に踏み潰して破壊。
対最強魔獣を想定した設計で、あのマッシャーの鉄球攻撃にも5000回耐えたという報告もある。
高火力の火炎放射器、超高水圧のウォーターキャノンで応戦するほか
密着されたときは高電圧スタンガン攻撃で対処する。
・スケイトモード
人型形態。
ローラーを取り付けた四足の下半身を持つ。キャタピラの装甲は折り畳み式。
上半身は360度旋回が可能であり、全方向からの攻撃にも対応可。
間接部分はダメージを軽減するためのシールドを装備している。
集団戦を想定した設計で、ナパーム弾、センサーボム、マシンガン他、など
武器の大半が敵部隊の殲滅に適している。
接近戦に備え、ゴルドライトで製造されたクローを装備している。
ガトリング砲も装備しているが、発砲時の反動が強すぎるため
もっぱらキャタピラモードで用いられることが多い。
(他の武器も、状況しだいでは形態に関わらず一部共有することもある)
このように非常に高性能な反面、製作コストは馬鹿にならない。
少しでも全力で開発を進めるべく、協会は加盟諸国のみならず兵器専門企業に
資金面でのバックアップを求めているともっぱらの噂。
帝国軍汎用機動兵器「マシンソルジャー」 【ていこく・ぐん・はんよう・きどう・へいき・ましん・そるじゃあ:ロボット】
ディガルト帝国軍の主力兵器。
一頭身の中型ロボットで、両腕は重火器を内蔵したハサミ型のアームとなっており
オプションの随伴兵器と組み合わせることで、制圧作戦や暴徒鎮圧など様々な用途に用いることが出来る。
特殊部隊所属のHR-Cは一応、マシンソルジャーを更に強化した機体という位置づけ。
H-9A 【えいち・ないん・ええ:メカ魔獣】
ナイトメア社のメカ魔獣「ヘビーロブスター」の最も初期に開発された機体。
正式名は「H-910M」だが、諸事情により現在のH-Aという名称で落ち着いた。
通称「シザーヘッド」。
兵装は現行機に比べるとバリエーションの貧弱ぶりが著しく
ミニロブスター型走行爆弾、火炎放射器、液体爆雷の3つしか内蔵されていなかった。
移動形式も後発の機体とは異なり、足裏部分に反重力機構が取り付けられていないため
背中のバーニアを使った高速移動以外では機動力の低さが目立つ。
それでも当時はメカ魔獣として目覚しい活躍を遂げ、多くの優秀な後継機が開発された。
唯一の弱点は急激な冷凍に弱いことであり、寒冷地での活躍は望めなかった。
その他のHシリーズについてはこちらを参照。でも更新さぼってるから小説の方が詳しい(ガルクシア話)
宇宙戦艦ハルバード 【うちゅう・せんかん・はる・ばあど:宇宙戦艦】
銀河戦士団の最後の切り札。
攻守両方に優れた艦船”オールマイティー級”に区分される、唯一の宇宙戦艦。
搭載された主力兵器「重力波干渉砲」で標的を完膚なきまで撃ち砕き、敵の攻撃を一定量防ぐシールドも完備。
ある程度のステルス機能も有しており、何らかの連絡手段で探知さえされなければ奇襲も可能。
まさに万能型の戦艦であったが、最終決定稿を前にしてナイトメア軍が本拠地を奇襲。
結果的に重力波干渉砲を除いた各機能が、本来の60%程度の出力しか引き出せない設計のまま見切り発車へ。
「来るべき反撃の時」に備えるため、設計図はメタナイト卿に託された。
重力波干渉砲 【じゅうりょく・は・かんしょう・ほう:兵器】
宇宙最強の光線兵器。
どんな強力に加工された物質も熱線の前では3分と持たない。
理論上は最強の攻撃力を有していたが、出力となる供給炉が過剰なエネルギー要求に耐え切れず、実験中幾度と無く核爆発を引き起こした。
最終的に宇宙物質「エーテル」を利用した、戦艦用駆動炉の余剰エネルギーを利用することで解決。
この余剰エネルギー、言葉とは裏腹にエーテルそのものが無限大にエネルギーを作り出すことが可能であるため
調整次第では航行に充てる消費エネルギーを上回ることもある。
銀河大戦時代、デスディスク(後のデスタライヤー)の強固な装甲に対抗できる唯一の手段として期待されていた。
試作機のテストが成功し、実戦投入という所で激しさを増した戦火に呑まれてしまい
ここで彼らの希望は一旦潰える事となる。
飛行円盤デスディスク 【ひこう・えんばん・です・でぃすく:爆撃機】
デスタライヤーのプロトタイプ。
名前どおりCDのディスクみたいな薄っぺらい形状。
大きさも現行機の10分の1程度で火力も低いが、稼動当時は物量作戦で銀河戦士団に恐怖を与えた。
デスタライヤー自体が本格的に量産されたのは大戦後期の事で、ドロッチェカンパニーの協力により従来の設計を遥かに超える高火力が実現。
疲弊しきった銀河戦士団に追い討ちをかけ、全滅させた最大の要因として名を馳せた。
破壊兵器デスタライヤー 【はかい・へいき・ですたらいやあ:爆撃機】
ご存知「中華鍋野郎」。
攻撃手段は実質、円盤中央から発射する高エネルギー体ミサイルのみ。
だが、エネルギー体の原料となる物質が超絶低コストで生成できるため、艦内通路を除いた内部の90%が弾薬庫に充てられている。
これが目標に対する圧倒的なまでの制圧射撃を可能とする最大の理由である。
装甲も宇宙物質ゴルドライトを用いており、厚さこそ薄いが同戦闘機以外のいかなる攻撃も通用しない
・・・はずだったが、さすがに内側は脆く
そこを突かれると全ての弾薬が誘爆、結果的に内側から崩壊する。
また、唯一の脅威である重力波干渉砲が完成してしまった事により、絶対的防御力は何の意味も成さなくなった。
更にはナイトメア大要塞戦において、側面の致命的な脆弱性が発覚。
同戦闘機の攻撃も通じてしまうのであった。だらしねぇな。
マター中佐専用飛空挺「ソルジャーズ・バースト」 【またあ・ちゅうさ・せんよう・ひくう・てい・そるじゃあず・ばあすと:飛行機】
ディガルト帝国軍の空軍大佐でもある、マター中佐専用の飛行機。
見てくれは飛行船に、多数の砲身等のパーツを後付けした雑な印象を受けるが
本来は輸送船を使いまわしたものであり、特に元から戦闘向けという訳でもない。
ソルジャーズ・バーストという名称には「武人の誇り」の意味が込められている。
戦術高火力重戦車「クリメイシェナー」 【せんじゅつ・こう・かりょく・じゅう・せんしゃ・くりめいしぇなあ:戦車】
ダークマター大佐の駆る、紅き戦車。
3門の戦車砲だけでなく、4基のロケットランチャーに2本のアームキャノンを装備。
あまり活用はされないがキャタピラ付近に仕込み刃と、戦車としての常軌を多分に逸脱している。
高火力を名乗るだけあり、攻撃力は非常に高い。
名前の由来は「クリメイシェン(だったっけ?)」をもじったもの。
火葬という意味。
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